コザ ゲーム コーナー |
沖縄にて 2005/03/11 早朝の羽田空港。 よしまる@補佐と落ち合い、店舗への土産を軽く物色したのみ、早急に搭乗す。 特に交わす言葉もなく那覇空港に降り立つ・・・目的も赴く先も只一つ・・・ 私にとり二年。補佐にとっては巡業以来だから四年半ぶり・・・になる。 逸る心は裏腹に、一刻も早く店舗に到着したいような、また永遠に到着したくないような 今までにない奇妙な感覚に囚われていた事を良く憶えている。何と言うか失われてしまう ことが解っているがゆえの・・・ 誇らしげであり、どこか寂しげでもあった 到着時・既に正面のシャッターは閉じたままであり、いやでも「その時」が近づいている ことを実感させてくれる。それでも店内に入ればオヤジさんが「確かにいる」ことを感じずには いられなかった。常にこの店の店主はオヤジさんであり、我々は客・・・を越えて息子のような 気にさせてくれたものだ。無論今回も同様に。出迎えてくれたのは娘さんであったのだが。 店内に残る想い出の数々 最初に止めた時の記憶は今でも鮮明に焼きついている。止まり最高設定台での衝撃も 永遠に忘れることはないだろう。あれを越える衝撃を味わうことも、恐らくない。 思えば止まりとは何であったか。 遅れとも違う、沖縄特有のフラグ告知機能。 別名「抜け」とも呼ばれるこの機能、レバーを下げた瞬間「スコン」とレバーが 抜けるような感触に襲われる、ボーナスにつき一度しか許されぬ告知。すなわち単なる 完全告知台にすぎないはずだ。沖縄特有のアップライトならではの止まり。本土では決して 味わうことは出来なかった幻の・・・。やはり最初から幻であったのだ。夢の中の台であった。 初フラッグはBIG。僅か23P目の止まりであった。 今回は勿論・限界まで止め続けるのが主眼であったから、「夢の最高設定5」でのプレーが 叶うこととなった(無論交換は無し)。果たしてどこまで止められるものか。一言も発しずに プレーができるわけもない当機、流れ上増やしにも挑戦だ、よし@補佐と共に。初めて店を訪れた 時には夢にも思わなかった展開―――己としてもここまでこれるとは思わなかった。最期を送ると いう満足感と寂寥感、脳裏を過ぎるものを振り払いつつ一心不乱にレバーを下げつづけ――― 数時間の滞在に留まった初日、B4R3(7止まり)の結果が残った。 ただ―――止めるのみ。或いは作業。 |