回胴戦記 '2002 


2002年09月
※1本=¥1000
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9月の声 秋の風 名残惜しき夏

「聞きましたよ会長。すっかりコンドルづいてるでしょ?最近」
「ああ・・・Yよ。何せパターンが凄いからな・・・大負けなんてまずないしな」
「全く同感。小役目押し不要。ハズしときゃあ大火傷無し。こいつで幾人人生狂わせたか・・・ね。」
「それでもトロピの頃と較べりゃ、毛ほども無いけどな。流石に店も解ってる。入れてるよ、設定」

もっとも1から4など大した差などありはしない。それがコンドルの魅力であり、魔力・・・

「ところでBOBやん。水曜なんだけどさ、3本じゃない3回しでさ。こんなのが出たわけよ。」



共通目 右中段ボーナスでベルハズレとなる


「左上下段ボーナス無し・・・チェリー目押ししてたら一生涯拝めない目・・・ですか」
「そういう事。まあもう1回BIG連れて来て飲まれたけどね・・・初当たり目って大切・・・だろ?」
「・・・ですな。勿論青テンは美しいし、否定する気など更々無い訳・・・ですが。」

この日は流石に苦戦の様相も、ただBIGを連れて来ないだけ。見事なまでのパターンの応酬なのだが。

「しかしYよ、今日はいいみたいだな。しかし・・・だ。こんな目を出してみたか?」



共通目。左下段赤がスイカ付きならば・・・?中の青は・・・?


「BIGに偏ってますからね。・・・ってそんなの、ただのヘタレ目なんじゃあ・・・」
「青と赤の組み合わせがキモってわけだ。チェ狙いしてたら、このリプは一生ハズれないんだがな」
「捨ててあっても驚かない目・・・ではありますね。」
「そうだ。思い出すよ・・・あの北海道の日の事を。まだ導入したてでさあ・・・」
「リリスなんて拾い放題。羨ましい限りです。・・・勿論ハズシは完璧で?」
「いや、全然」

「BOBは帰ったが、バケよ。コンドリストの血が騒ぐだろ。どうよこれ。素晴らしい事この上無し」



共通目。左枠上赤・・・まず出ません


「OH〜ゲチェ〜ナ。凄いじゃな〜〜い」
「中リールでベルやっちまったか・・・と思ってもここで止まる。実に恐ろしい台だ。そうは思わないか?」
「コンドルなんて余裕だよ。チェリー付きで挟めばいいんだろ?」
「・・・そうだ、バケよ。そうだったんだ。それで良かったんだよな・・・」

「それにしても会長。パターンもですがバケラッシュ・・・ですな」
「う〜〜〜ん。BIG10にREG22。流石にこれはやり過ぎだろ。2号機じゃあるまいし・・・な」
「けど・・・それだけパターンを拝めたと思えば・・・ね。」
「その通りだ。僅か9本負けで済んだのだからな。7枚で。だから噴くって言っただろ?」
「400枚も無いような気がするんですが・・・まあいい連はしましたね、確かに」

「ところで、明日は何を?」
「うん。ネオプラネットでも打ってみようかと思う。出目は見るべき所もあろうし」
「エルビジョンは凄いですよ。まあそれだけですが。やっぱスープラ・・・でしょう。出るといいんですが」
「それが、こう思うんだ・・・怪しい目の次プレーでボーナス確定告知。入りの実感ってのが乏しいのさ」
「そりゃそうでしょうねえ」
「モードはLowで、だぜ。そこで呟くんだ。出目で魅せろ。語れ。制御で教えろ。配列が泣くぞ・・・とね」
「で、結果は・・・」
「やっぱり、バケしか引けないのさ。やっぱり、ね」

「そして火曜はまたコンドルを打つんだ。独りの時は、青テンが良く似合うのさ」
「で、即飲まれる・・・と」
「まあ3本引きなんだけどさ。中の青はチェリー付きの青。これは譲れないんだ・・・」
「あっ、すげえ雨だよ会長。浴びる程飲んで帰りましょ。」
「うん。・・・一雨ごとに、夏が逝く・・・か」
(9/4:-1000 9/7:-9000 9/8:-6000 9/10:-3000)




9/12

九州を二日後に控えて気もそぞろ。最後に拝むパターンは・・・やはりIJOHのコンドルこそふさわしい。
常に浅い食い付き(偶然)なのがこの店の良い所。しかし・・・。投資1本目(ぉ)で店員に会員カードの件で
掛け合いがあってカラ回し。「それでは・・・」と彼が行った所でリールが停止。眼前に出現した目に違和感を感じる。

   

左上段コンドルからの中枠上赤7(BIG確定・2確)
剣七(KEN777)  「おお〜〜〜(溜息)」
左 戸也(紺$木板常連)「剣君、久しぶりだね〜。何呆けてるの?それってパターン?」
剣「やっぱまだまだですね・・・左さん。ビッ確ですよビッ確。しかもカラ回しで。凄いでしょ、漏れ」
左「カラ回しの威力は絶大だよね。良くやったよセンチュリーで。7テンパらせてカラ回し。たまに入るんだよね」
剣「そりゃただのブッタカジジイですよ左さん」
左「そんな風に打ってるとさ、たまに全滅で揃えても目立たないんだよね」
剣「あんた何者ですか、左さん(つづく)」
(+5000)




9/22

久し振りの三浦海岸 なぜか今日も雨が降っている あの時も雨だった 思い出せばあの時も

ビーチガール。昨年夏も引けず、先日の新御徒町でも引けず、であるからして
通算は50本以上のノービッグ。スイカ(バケ)は引けているので不思議なものだ。
それでも・・・ここで引くしか。初めて打ったのは7年前。あまり台とか人とか好きになるもんじゃない
同じ台を打ち続けることのほうが奇跡。別れが辛くなるばかりだから

これで最後と決めてた 最初の気持ちに嘘はなかったけど 時は移ろい、気持ちも変わる・・・
引けた 確かに引けた 記憶に残るビッグ 永遠に心に留めたビッグ もう、ここに来ることもない

別に嫌いになったわけじゃない―――だけど、最後の思い出が、あまりに美しいものであるならば
いつまでも忘れる事ができないような気がして、一瞬 心が曇った―――

色々な事があった。良い事も悪い事も。楽しかった。きっと忘れない。


ありがとう。そして、さよなら。
(-3000)




9/25

サラスロでコンドル。打たずにはいられないから打ったんですが、9本でB2R1、僅かそれだけでも
記憶に残る展開なのが素晴らしい所。確実にスイカだと思うとBIG。中でこぼしたと思えばバケ。
これはベル捨てたかな・・・でBIG。いつもと変わらぬ情景、変われぬ自分に苛立たしさを覚えたのか
パッとしない展開に席を立った。何かが心に引っ掛かっているような感覚。
(-9000)

28日は、土曜日。
そんな事は吹っ切らないと生きて行けない。何か刺激が必要だ・・・とびきりのやつが。
なるべく近くてなるべく無い奴・・・ダイバーズだ。すぐに頭に浮かんだ。都内全滅、神奈川に1店舗残すのみ。
偶然にも「強過ぎる男」BOBが終日OKと言う。いっちょ逝くか・・・!夏の締めくくりに・・・・・。

開始2分で7の大V字(BIG確定)・・・予告付き(もちろん冗談だったんだが)。見事な出目演出。陳腐なファンファーレ。
店の人も最高。客は少数なれど・・・しっかり地元に根付いているのを感じた(他にパチ屋なんてないですが)。
でもさ、そのカンフーレツデンは入れなくても良かったんじゃあない?だって誰も打って・・・(笑)。

閉店ギリギリでフリッパーでもビッグ引けました(嬉)。画像は写真館にUPする予定であります。
(-1200)(優秀過ぎる・・・)




9/29

熱く暑かった夏は、逝った。想い出だけが残り、また時が流れてゆく―――

午後からコンドルをのこのこ出掛けて打ちに逝く。台は心情を感じるのか、コンドルはサッパリ靡かず・・・
まあそんな日もある。久しぶりに楽をしたくなって(?)ピンクパンサーへ。
何しろボーナスが偉そうに並んだら確実にパターン。これ以上の癒しスロもそうはない。今日も人気ナンバーワン・・・ですね。

宝くじ(謎)で85枚ゲト(笑)・・・ビッグ5回。まあそんなもんです。でもね・・・一度だけ「ここで7止まれ!頼む!」って
タイミングで止まった右上段7・・・右上がりに並んだ7、パンサー、7。忘れじのパターン、いいんだよこれだけで、ね。

でもやっぱり不満(笑)なんでコンドルへ舞い戻る。今日の入り目も味わってないし・・・。
んでサラッとドリセブ目、でバケ。これで帰れるかな、って飲まれる寸前でありました。

今日の残念賞


   

※全リールフリー打ち(共通目)残念ながらバケでした


KEN777「おお・・・枠上青7からの小役ハズレ♪今年初だニャ〜〜」
左 戸也「まだいたの?剣君。また呆けてるけど・・・それってパターン?」
KEN777「相変わらずダメダメですね左さん。ここからの小役ハズレは激レア。漏れはコテハンだから(意味不明)」
左 戸也「でも剣君、小役こぼしちょっと目立つよ。逆に熱くないと思うんだ。やっぱ減算値を頭でカウントしてないと」
KEN777「あんた誰なんですか、左さん(つづく)」

(-25000)





9月度成績: 2勝3敗(.400) -28200円

2002年度トータル収支 +278800(37−49 .430)

(C)1998-2002 E-MAIL : ken777@k4.dion.ne.jp
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