回胴戦記 '2002 


2002年11月
※1本=¥1000
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11/2...

ニイガタでのTABOさんHP大会。フリッパー全5台BIG仕込み達成。フルーツパンチで保1連達成。ビガニーも合流。久方の交流。
温泉宿〜サミットに参加できなかったのは残念無念ではありながら、我らはスロ打ちであるが故、パチ談義に付いてゆけぬようでは
無意味である。よって自粛したというのもある。それでも理由の大半としては、バケ@相方の野暮用もありはしたのだが。
・・・ともあれニイガタを出たのが23時過ぎ。関越トンネル入口で「トンネル出たら俺が代わるから(大あくび付き)」と
言い放ったまでは記憶にある。ようするに爆睡(笑)。ヨッティー、激スマソ(陳謝)。健康ランド連泊は歳にこたえた、のだ。


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M店さよなら祭〜復活祭の真実
 〜クランキーコンドル・ワールドシリーズ第2戦〜

11/3

健康ランドを朝8時に叩き出され町田M店へ・・・ワールドシリーズはホーム&アウェーで行うのがならわしだ。
故事にならって・・・という程の大仰なものではない。が、やはりそこには両者の矜持が存在するのは事実。
が、だ。M店との相性の悪さ(以前はそうではなかった!)は大抵のものではなかった。敵地とはそういうものだ。
大いなる苦手意識が引きに影響する?あるいは高設定(存在していれば、だが)を看破するに充分な見識に乏しいゆえか、
ともあれ前回はB7R10で30本の完敗。今回もそれに匹敵、ないしは凌駕する勢いで負債が増えてゆくようであった。
午後1時過ぎ すでに勝敗は決したかのように思われた。総プレー数は2000Gを超え、引けたBIG、わずかに・・・4回―――


「怪鳥。勝負師には引き際が肝要でありましょう。さすがに今日は・・・その台は、どうにも・・・」
「Yよ。そんな事は俺が一番良く解っている。だが、ここで退くわけには、いかない・・・解るだろ?」
「それは・・・。その目を見れば解ります。いや、解っているつもりですが、いくらなんでも・・・」
「そう、ここまで来たら引くに引けぬ。もう思い残す事無きように―――俺はM店に別れを告げるんだ・・・」
「いよいよ・・・ですか。M店・さよなら祭―――。 最期は華々しく散る。それも男の道だ、と?」
「果たして、華々しく散れるものかな・・・」
「そうありたいものですな。」


Yは既に私の左隣に移動、私はコンドルの左カドに位置しているのだから、彼は既に花火を打っていることになる。厳然たる事実。
つまり勝者なき闘い。このままでは真の決着を付けずしてシリーズは終焉するだろう。それもまた良し。それぞれの生と死。
運命の時は近づいていた。その時私の台が一変、青テン崩れからBIG。Yは遅れがビシバシ決まり一瞬で$1が完成したその時・・・
見つけた そう、俺は見つけたんだ、とうとう―――

8G・REG 8G・REG 42G・BIG 45G・BIG ―――真の祭りの始まり、うたかたの夢、箱に手が届いたと思った瞬間にまたしても
37G・BIG 45G・BIG ―――さよなら祭、転じて復活祭となる、あるいは感謝祭であったやもしれぬ、まさにあのBIGが分水嶺、
これだけで充分だった。Yは撤収準備が完成、私も下皿を箱に詰めながらYと談笑していた、その時に、

台を正面に見据えていないその時に、
不意に鳴り響いたテンパイ音。
左リールには「ベル付きの赤7」
中リール中段には赤7が停止。
本来ならベルを確実に捨ててしまう箇所、
それゆえに意識して狙わないようにしているはずの箇所、
忘れもしない37G目、であったと記憶しているその瞬間に、

もしかしたらと、つたない目押しで半コマ目押しをしてみる気持ちになったのは何故だったのか。
右リールが停止した瞬間、私の体は硬直し、震え、足元はおぼつかず、顔色すら悪くなり、タバコの火すら付けられず、
Yにして、「怪鳥、顔色が悪いですよ?ヤメ目も出た事だし・・・上がりますか?」
言葉を遮り「いや・・・ちょっと・・・。気分が・・・。この目は・・・俺の夢、の・・・」

どうやら、まだまだ、さよならなんて、言わせないつもり、のようで・・・ある。






今日のライトニングボルト







条件:なし(ビッグ確定)






大逆転(+500)




ワールドシリーズ第3戦

11/9、10

9日は会社帰りのコンドル。仕事帰りの美麗目ほど、私の心を癒すものはない・・・と言えるのか?(ある意味寂しいか)
(+2000) とは言え、勝っても負けてもほどほどで収まるコンドル。誰もが万枚を望んでいるワケではないだろう?

翌日。地元にYを迎え撃つ、準備は万端・・・だが二人してのんびり朝マックとシャレこんでみる(いつも通り)。
しかし狙っていた(根拠は・・・ない)左カドは既に埋まっており右カドへ。二人して・・・延々と引けず(沈痛)。
なんだよ二人して初当たりは昼過ぎかオイ!と思った午前11時35分。ふいにハサミ打った際に・・・



スイカorボーナス(ベルが揃ったら成立後)



さて・・・どうすんべと思案のしどころ。ここからのパターンは感覚的にバケが多い・・・のだが展開的に
スイカが揃いそうなところ。止まるとしたらスイカ付きの青セブン(笑)がド真ん中に止まれば美麗か?などと
思いビタ気味に押す・・・   ・・・なんか異様なスベリを中リールが見せる・・・   やっちゃったかナ・・・

上段に綺麗に777。ファンファーレののち二人で大爆笑。しばし止まらぬ笑いに疲れが見えるのだった。(結局ストレート飲まれ)
またまた14本追いからビッグ。   2度目のビッグはなんともはやの13時15分であったという。

この日は8時間打ってビッグ8のバケ5。双方共に完敗は引き分けと言うほかない。
それでも22本の負債で済んでしまうコンドル。君も打ってみないか?(誰に言ってる?)
(-22000)




新たなる挑戦者

11/15、20

ひょんな所(どこだよ)で知り合いになった「ジュンちゃん」ことジュンちゃん(笑)を拉致に成功、めくるめくパターンの世界に
引きずり込んで、更にめくるめく甘美な世界(ぉ激)に・・・とGPタワー店に集合。タワーって・・・渋いんだよね(汗)。
しかしなんとかいいとこを見せねば・・・。青テンなど許されぬ(これは間違った発想)・・・見事にビッ確を出し面目躍如。
出だしは双方ともに好調。こうでなくてはな!と高笑いした途端に失速するのはいつものパターン。膨らんだ投資はどこで間違ったのか
都合37本・・・。これで意気消沈するわけにはいかぬのだ。何故ならジュンちゃんは50本を超えていたのだから(激汗)。


3度目のビッグは確か2時・・・くらい?(忘却のかなた)。まさかの50本超え・・・。終盤の一気の連も一気のストレート「999」の
「天井だよ天井」なる私の悲痛な応援が効を奏したわけではあるまいが奇跡のパターン〜ビッグ。

ワタシがおしぼりを取りに行ったおり、ジュンちゃんがすっ飛んで来たので何事か?確かビジ消化してたよなあ・・・と聞けば
終わった直後に「7が並んだ」と言って聞かない、おいおい揃えて放置かよ・・・と言えばそうでは無いという。となると?


今日のドリームセブンJr.







中リール停止時点でスイカこぼしorボーナス 右上段青でビッグ確定



やったなジュンちゃん(はぁと)この後はなんとか形になったかな・・・。若干なるも回収できて安堵の一言。

B17 R8(-19000)


このままでは済まさん。とばかりに迎えた5日後。なんでまたタワーなのか・・・とは言わないで(笑)。だってリベンジだもんな。
しかし・・・だ。漏れはともかくとしてジュンちゃんの引きの弱さ(汗)が気にかかる。だがこればっかりはどうにもならぬ(´∀`;)
私の左横に陣取った貴婦人(正反対に思って頂ければ幸いだ)が青テンゾーンに突入したのを契機に、ジュンちゃん崩壊の予兆(爆汗)。
まあこれが自分であったらとうにヤメている確率でしか当たっていないから仕方ない。しかも先日に続いてであるし・・・。
それでも二人して7枚のクソ台に17時過ぎて投資するのはいかがなものかと(笑)。なんとか青テンからビッグ。これが浮上のきっかけに
・・・なるはずも、ないな(当然笑)。   それでも投資は17本。なんとかなりそな数字ではあった。

+++++++

ところでコンドルと言えば青テン・・・と言うのは周知の事実。それでも全開フリーこそがコンドルの至上の愉しみの我に関しては
当てはまらない、ハズが事情が異なる場合がある。それが開放一発目の青テンである。
ボーナス消化後1P目にズガッと青テン、これ以上に明快な1P連はない(・・・はず)。勿論リプ、ベル、チェなど挟むのは許されぬ。
それでも今年は「B−Bの1P(2回) B−Rの1P(2回) R−Rの1P(レア過ぎ)」を達成していた。つまり残されたのは
「R−B」の1P連青テン・・・。これだけ打ってもなかなかお目にかかれない1P連青テン。その時もいつものように狙ってみた・・・
時間は18時17分。ビッグ終了直後であったのだが・・・


今日の悲しみの青テン







バケ確定(やはり順押しで拝みたいトコロ)



青テンした瞬間は、ジュンちゃんに申し訳ないと思いつつも「決まった・・・漏れ」と思った数秒後、まさに笑うしかない超美麗目、
上段青テン+ゲチェナと言う美し過ぎるものの永遠に揃うのはREGボーナス・・・しかし1P青テンに違いは無く、喜びいさんで消化ののち
残されたテーマである「R−B1P連」に挑戦、決まるハズもない1Pバケ〜1Pビッグの3連打。テンパるはずもない青7が枠下に消えた。

さて気を取り直して・・・   とと・・・   と?


今日のなんでしょうコレ







共通目(全リールフリー打ち バケ1P連後2P目)



剣なな「や・・・ったな・・・漏れ(ビッグだった)あと1P早ければ・・・ね(とろけそうな目)」
ジュン「さすがにムカ付いてきました♪(愛をこめて)」


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終わってみれば久々の猛爆、2500枚超を叩き出していた。やったぜ・・・Yよ。見てるか?(見てない)
B20のR12。数えてみれば19本の浮き。なんのこたあない、先日ヤラれた分がキッチリ帰ってくるとは・・・(激見事)
ジュンちゃんは?と言えば超絶惨敗(2回連続)。と!とにかくおいしいもんでも食べに・・・行こう(当たり前)。ご機嫌とり・・・(ぉ
(+19000)




良く考えたら今月コンドルしか打っていないという罠

11/26

また平日の休日(矛盾)・・・あの人(笑)に連絡だ!(ぉ
剣「あ〜ジュンちゃん〜地元にいい店(すいてる店)があるんだ〜とってもいいよね〜行きましょう〜(独り舞台)」と
あまりに引け無過ぎのジュンちゃん(滝汗)に当てさせてあげよう〜設定1並の確率で〜なる見上げた根性でIJOH(切り札)に呼び出す。

「このおみせ(笑)で大負けした人はいないんだ〜」「ふぅ〜〜ん。ホント?(はぁと)」「ホントだよ〜(確か月初に惨敗・・・)」
「へ〜〜〜♪ たのしみぃ〜〜〜(らぶはぁと)」「がんばって当てろよ〜〜〜(´∀`;)←心の汗」
なるやりとりがあれば理想だ(笑)。


わずか投資3本でビッグ降臨!どうだゴルァァァ!なのは漏れの台。蘇る悪夢・・・(猛烈汗)は正解であり、いつしか間に空いた1台を
隔てて打っているのは当然の帰結と言えた・・・のか?それでも右上がり2確に歓喜するのは漏れでありジュンちゃんでは無かった(滝汗)。
こりゃ〜〜〜漏れと打つと引けないってジンクスが定着しそうだな・・・。こうなったら仕方ない。楽しもう!・・・漏れ(ぉ過ぎ


ここで前回も出た、心にひっかかる2確(個人的)が出現する(脈絡はない)。


今日の個人的2確



これって2確・・・ だよね?(もしかしてスイカのコボしでも出るのか?)


幾度となく打ちこんでいようとも、常に新鮮な高揚感。そうだろ?天国のYよ・・・(死んでない)
ジワジワとジュンちゃんも当たりだしてこれまた安堵。並んで打つと楽しさは倍増以上。やっぱこれだね(何?)


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全開フリー打ちの弱点(?)と言えば「小役ハズレ目がハズレない(ような気がしてしまう)」ことになるか?
たまに狙ってみれば3連続でベルが揃ってみたりする。どこまでコボしてるんだ・・・漏れ(笑)
コンドルの小役ハズレと言えば中段スイカテンパイ。ハサミトリテン。そして中段スイカ-コンドルの上段ベルハズレ。
あのベルハズレでスポッ(と感じる)と右中段にボーナスが止まった形は好きなタイプ(当たり前)。当然のようにベルが
揃うのはいつもの事・・・ハズれる場合も中段に鳥が可愛い(笑)。7絵柄も美麗そのもの。しかし出にくさと言えばこれが一番・・・なのは


今日の会心



左枠上下にボーナス無し(共通)ビッグでした


そんな時ふと思うのは「中段にスイカを狙ってたらテンパってたんだろうなあ・・・」なのか。あるいはフリー打っていなかったら
どんな目が拝めたのか・・・。青テン狙ってたらテンパってたんだろうか。青テン狙いで拝めるパターン数種類。全開フリーで拝める
幾千万のパターン、チャンス目、成立後目・・・   別にコボせと言ってるわけじゃない。たまには視点を変えてはどうか・・・と
シマの端でオールDDTをしつつも特大ハマリを食らっている若者につぶやいた。小役数回コボした所で、命取られるわけじゃなし―――――
彼にもいつか解る日が来るといいのだが。そう思った。損得でスロを打つ、それも幸せ。そうでない打ち方、これも幸せであるのだと。
B15R11(+15000)

寒い夜はIJOH・隠れた名店「鉄板焼 不二」。見付けにくいが味は秀逸そのもの。辛口なマスターが焼いてくれるサーロインは
ハマる事間違い無し。ジュンちゃんはハマった模様(笑)。あのマスターとにこやかに談笑している・・・アジですか(´∀`;)
長い夜はしみじみと更けていきました―――――色々な出来事があったけど―――――それは、またいずれ。





11月度成績: 4勝2敗(.666) -4500円

2002年度トータル収支 +279300(40−52 .449)

(C)1998-2002 E-MAIL : ken777@k4.dion.ne.jp

しかしこの時代に、先月が+5000で今月が-4500・・・コンドルって・・・素敵ですね(ショボいで笑)。
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